1.三代校舎ふれあいの里

明治・大正・昭和と時を超えて歴史と文化に触れる

旧津金学校は明治、大正、昭和の三代の校舎が並び、姿は変わらずとも現在では学校としての役割を終え、3校舎とも新たな形で現在も多くの人がこの場所に集まる。

明治8年に完成した明治校舎は歴史資料館となり、始業の鐘や足踏み式オルガンなど昔懐かしい学校教材に触れられる。１階はレトロなカフェとなり旬のスーイツ味わいながら一息できる。

大正13年に完成した大正校舎は農業体験ができ、昭和28年に完成した昭和校舎ではイタリアン、和食、地元野菜、パンの販売など美味しい学校として有名で、ハーブの湯も人気。

2.平山郁夫シルクロード美術館

平山郁夫氏が描いたシルクロードの風景画・夫婦で集めた美術品を通じて文明・文化を知る

日本絵画の大家である平山郁夫氏。彼は日本文化の源流を求め、シルクロードの各地を140回以上にもわたって旅をし、シルクロードをテーマに数々の作品、素描を描いてきた。

また平山郁夫夫妻は昭和44年以来シルクロードの美術品を収集し、文化遺産が紛争などにより危機に直面したシルクロード文化への理解と保護の重要性を知らせるため、ここにて公開した。

所蔵されているシルクロード・コレクションは世界各国から集められた、古代から現在に至る絵画、彫刻、工芸品など約9000点にも及ぶ。展示品は全国の文化施設にも貸出するほど。

1階の展示室では平山郁夫氏の日本の風景画やスケッチなども公開されている。日本文化伝来の道・シルクロードを知る貴重な体験をすることができる。

3.身曾岐神社

富士、甲斐駒ケ岳、八ヶ岳に包まれる身曾岐神社。神池の水面に映える美しい能楽殿の姿を観る

南に甲斐駒ケ岳、東に霊峰富士と八ヶ岳の自然に囲まれたパワースポット。身曾岐神社のみそぎは「きれい」になることを指す。

本殿は本格的な神明造りの社で、日本屈指の宮大工が３年近くの歳月をかけ建てた社殿。さらに神楽殿にあたる能楽殿の姿は本舞台を中心に鳳凰のような形で構成されている。

舞台群は神池の水面に映り、美しさを増し、毎年8月3日には日が落ちるとともに開催される「八ヶ岳薪能」では暗闇の中、神火の明かりに照らされる舞台姿はとても幻想的。

4.サントリー白州蒸留所 天然水工場

南アルプスの清涼な水をそのままボトルに詰め込んだサントリー天然水工場・白州蒸留所

北杜市は日本全国の飲料水のシェア率4割と高い数値を誇る。そして東日本で売られている南アルプスの天然水はここ白州の水を使用し、白州工場では出荷されるまでの姿を見学することができる。

また日本はウイスキー産地の世界5大地区に入り、とても人気がある。中でも「白州」は世界的にも稀な高地に位置する蒸留所で匠技と名水が合わさった、ここでしか表現できない逸品。

見学は有料と無料の2つのコースに分かれ、自分のペースでゆっくりまわれるのも魅力。その他ショップやレストラン、BARに博物館と「大人な時間」を楽しむことができる。

5.白州・尾白の森 名水公園べるが

満足度120％！！森林と川のスペシャルタッグで大興奮の子どもたち

尾白川渓谷のすぐ近くに位置し、自然豊かな森林公園。名水百選の尾白川にえん堤を設け、そこではウォータースライダーや滝のトンネルなど水遊びが充実。水着は必須アイテム。

緑豊かな森林の中では、鳥やリスたちが移動する高さと、同じ高さを散策できる森の回廊は子どもたちに大人気。高さは5mにもなり普段はできない発見や体験ができる。ハンモックでの休憩は一休みに最適。

公園内にはドッグランもあり、魚のつかみ取りやエミューにも会うことができるなどバラエティ豊か。帰る前には併設する尾白の湯で疲れた体を癒してから帰るのがおすすめ。

6.台ケ原宿

江戸時代に栄えた甲州街道の宿場町で水の恵みを感じる

日本の道百選にも選ばれている台ケ原宿。今でも歴史的情緒のある建物が並ぶ通りには北杜市を代表するお店が点在し、観光客にも大変人気のある場所。ここでは七賢と金精軒についてご紹介

日本百名山の甲斐駒ケ岳の伏流水と山梨県産のお米を使用した日本酒をつくりあげている七賢 醸造元が台ケ原にある。蔵元直営レストランの臺民では酒蔵の味を堪能できる。

七賢の斜め前には信玄餅で有名な金精軒が店を構える。尾白川の名水で作られた水信玄餅が大人気！期間限定の販売かつ、ここでしか味わえない涼スイーツは見逃せない。