平山郁夫は「シルクロードの画家」として広く知られていますが、平成に入る頃から、日本の風景をテーマにした作品も数多く制作しています。
特に日本中のさまざま街道を訪ね描いた「路」のシリーズは、吉備路、熊野路、讃岐路など、失われゆく日本の美しい自然や歴史を描き残そうとした人気の連作です。なかでも、今回特集する「出雲路」の連作では、当館所蔵の「八雲立つ 出雲路古代幻想」という大作も誕生しました。
本展では、この大作が生まれる背景となった「出雲路」のスケッチや素描を軸として、平山郁夫が描き出したみずみずしい日本の風景や、いにしえの日本を描いた作品の数々をご紹介いたします。
日時
2017年3月11日(土)〜7月19日(水)【期間中無休】
会場
平山郁夫シルクロード美術館(山梨県北杜市長坂町小荒間2000-6 Tel: 0551-32-0225)
入館料
入館料 | 一般 (18歳以上) |
高・大学生 (専門学校含む) |
小・中学生 |
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一般入館券 | 1,200円 | 800円 | 無料 |
障がい者・被爆者 | 手帳掲示で無料 ( 介護者の方は1名様迄600円 ) |
※ 70歳以上の方、20名様以上の団体は、100円割引になります。
※ 学校教育・学習活動などで当美術館を利用される場合、入館料の全部(一部)を免除する制度があります。詳細はこちら
会期中その他のイベント
>> シンポジウム 「アフガニスタン流出文化財の現状と未来 ― 平山郁夫の遺志を継ぐ」( 3/11)
主催
公益財団法人 平山郁夫シルクロード美術館
お問い合わせ先
平山郁夫シルクロード美術館 :0551-32-0225