• 文字サイズ
HOME > ブログ > イベント > 【レポート】スミレ博士と花ハイク・川俣渓谷
2017年04月30日

【レポート】スミレ博士と花ハイク・川俣渓谷

4月29日(土)、田中 智氏を講師として、川俣渓谷を散策してきました。

雄大な自然の中に、ひっそりと花を咲かしているスミレなどを観察しながら歩くことができ、さらに「スミレ博士」の田中 智氏による解説付きで皆さん楽しみながらかつ知識を増やしながら川俣渓谷を歩いていました。

新緑の季節が近づき、花や木々が賑やかになってきたので、ぜひレポートをご覧になってください!!!

DSC00076 - ブログ DSC00243 - ブログ

今回の川俣渓谷の観察ウォークは吐竜の滝からまきば公園を周回する約5㎞のコースでした。

実際に歩いたコース詳細は下の写真の白い矢印です。※現地の案内板には白い矢印マークはありません。

清里高原道路から少し脇道に入ったところに吐竜の滝駐車場があり(道路沿いに標識有)、またこの時期には仮設トイレも設置してあります。今回のウォークでは、この地点に集合してスタートしました!!!

(川俣渓谷の遊歩道は現在「獅子岩~蘭庭(行者の滝)」間、「天狗岩~屏風岩~東沢大橋間」が通行止めとなっています

詳細はこちらから

DSC00247 -ブログ2

DSC00076 - ブログ

まずは吐竜の滝駐車場にて、田中 智氏による諸注意や、行程の流れ等の確認をして頂きました。

自然環境の中に足を踏みいれることによって体感できる発見や美しさについてのお話や、希少価値の高い植物が個人による採取やSNS等の情報拡散などによる自然破壊についてもお話されてました。

まずは川俣渓谷ウォーク参加者の皆さんで意識統一をすませ..

その後は田中 智氏によるスミレの基礎知識を伝授してもらいました。

スミレは種類が非常に豊富で見つけやすい種から見つけにくい種まであり、北杜市の標高差の幅広さから様々な種類のスミレを見ることができるそうです。

初心者でもわかりやすく、そしてワクワク感が芽生える時間でした。

 

DSC00078 - ブログ

説明や準備が終わりスタートかと思いきや....入口とは反対方向に向かうスミレ博士...

 

DSC00086 - ブログ

すぐ近くに咲いていたタチツボスミレでさらに理解度を深めました!!周辺には他にも2,3種類ほど。まさに宝探し!!!

コースに入る前には全部で5種類ほど!!しかもすべて、スミレ博士の説明付き。博士恐るべしです。

DSC00087 - ブログ

 

ウォーミングアップも終了し、まずは吐竜の滝を目指し川俣渓谷ウォークのスタートです。

吐竜の滝までは比較的に広くて、平坦な道が続きます。

DSC00109 - ブログ 

DSC00111 - ブログ2 DSC00112 - ブログ2

DSC00114 - ブログ DSC00116 - ブログ

スミレ以外の植物も、田中 智氏は紹介してくれました!!サイズが小さい植物でしたが非常に綺麗で、可愛らしい姿でした。

 

DSC00119 - ブログ

草花のマニアックな世界に入ってきました。

これはフイリヒナスミレという品種で葉に斑が入る品種で、よく見ることできるそうです。

よーく足元や周辺を見ていないと、素通りしてしまいます。スミレの博士の観察力には驚きばかりでした!!

DSC00121 - ブログ

 

少し歩き、JR小海線の高架下を通り過ぎると吐竜の滝が見えてきます。

 DSC00135 - ブログ

吐竜の滝湧水によってできた滝。幅15m落差10mあり、苔と水の流れある空間には風情がありました。

ここでもスミレ博士田中 智氏の解説があり、吐竜の滝の形成や歴史をふれることができました。

DSC00130 - ブログ

 

吐竜の滝までは他の観光客の方もいましたが、この先から足場の悪い所や岩場、傾斜の大きい所などが多々ありましたので、事故防止のためにも服装や道具をしっかり準備している方のみオススメします。

DSC00151 - ブログ

怪我に気をつけながら、どんどん進んでいきます。

 

 DSC00147 - ブログ

 DSC00157 - ブログ

上の写真はトリカブトの一種。下の写真はハシリドコロ

ハシリドコロは綺麗な花ですが毒があるそうです。名前の由来は誤食すると錯乱や痛みで走りまわるだとか...

 

DSC00215 - ブログ

道中にスミレ博士が見つけた草花に目や耳を傾けながら、どんどん道を上り進んでいくと八ヶ岳牧場が現れました。

八ヶ岳牧場の周りを歩き、途中から牧場内の遊歩道に入り八ヶ岳を見ながら昼食場所に到着。

 

昼食休憩終了後はまきば公園を通りすぎ、スタート地点付近の吐竜の滝を目指しました。

DSC00220 - ブログ DSC00224 - ブログ

帰り道も最初は歩きやすいですが進むにつれて険しさを増していきます。

DSC00232 - ブログ DSC00236 - ブログ

DSC00237 - ブログ

帰りの道の八ヶ岳牧場に入る直前に橋が設置してありますが、老朽により渡ると非常に危険です。※(蘭庭ではありません)

事故防止のため、今回のウォークのように橋の横を通過してください。

※川俣渓谷の遊歩道は現在獅子岩~蘭庭(行者の滝)」間、「天狗岩~屏風岩~東沢大橋間」も通行止めとなっていますのでご注意ください。

詳細はこちらから

 

DSC00241 - ブログ

上りきると八ヶ岳牧場内の横断道入口になります。牧場を抜けると下り道が続きます。

DSC00242 - ブログ

 

帰り道にも沢山の植物を観察することができました。

DSC00256 - ブログ

DSC00263 - ブログ

 

そして誰ひとり怪我することなく、無事に集合場所に戻ることができました。

参加者の皆さんも、とても楽しめた1日になった様子。

植物、環境に対する理解を深められ、今ある自然環境を壊さない行動や考えを再度認識することができました。

DSC00273 - ブログ

 

講師をして頂いた田中 智氏は山梨県植物研究会会員げんごろう工房主宰。

今回は約700種の草花の知識をもつスミレ博士にご案内してもらいました。素敵な1日をありがとうございました。

DSC00071 - ブログ

 


カテゴリー:

タグ:, , , , ,

ブログ記事一覧へ戻る

  • TourdeNippon Yamanashi Hokuto
  • おらんうーたん
八ヶ岳南麓高原エリア 太陽と茅ケ岳・みずがきエリア 清流と甲斐駒ケ岳エリア

 
 
 
loading...

ページトップへ戻る