2016年01月11日
標高1,900Mで星空観測!@スターオーシャン八ヶ岳
冬の八ヶ岳の楽しみと言えば、天体観測!
標高も高く空気がきれいで街の明かりも届かない八ヶ岳南麓高原エリアは、日本でも有数の星空スポットです。
そんな八ヶ岳南麓で毎冬大好評のイベント「スターオーシャン八ヶ岳」に参加してきました。
私が参加したのは1/10(日)の3連休中日、ちょうど新月でしかも快晴!
という絶好のコンディションで天体観測することができました。
写真の真ん中あたりにオリオン座、山際には今ちょうど昇ってきたシリウスが写っています。
スターオーシャン八ヶ岳は天体観測だけではなく、
他にも星や宇宙の魅力が感じられるプログラムが用意されています。
そのひとつが「地球ゴマ」づくり!
イベントは17時よりサンメドウズ清里スキー場/ハイランドパークのセンターハウス内にて、「地球ゴマ」づくりからスタートします。
こちらのセンターハウスは窓が大きくて、夕暮れ時の富士山や南アルプス山脈もとってもキレイに見えました。
「地球ゴマ」以外にも、山頂ポストで投函する「ほしてがみ」を書いたりしました。
オリジナル「星座早見表」もプレゼントで貰えたので、今夜の星空を予習です。
みなさん地球ゴマを作るのに夢中になったり、
ほしてがみの宛先は誰にしよう〜?と楽しそうに悩んでいらっしゃいました。
さてさてその「地球ゴマ」ですが、出来上がったものは黒い筒にシールがペタペタと貼ってあるだけのもの。
これがどうして「地球ゴマ」…?と思っていたら、見事に予想を裏切られました(いい意味で)。
この筒状のコマを回すと…地球の周りを月が回っているような様子が現れました!これは感激です。
あたりがようよう暗くなってきた頃、
「八ヶ岳で神秘的な宇宙の世界を感じよう」と、映像作品の上映がはじまりました。
地球や月、太陽系、そして宇宙全体の大きさを意識させられて、頭上に広がる星空の見方が変わってきそうです。
さあ、いよいよスキー場ゲレンデのリフトで標高1.900M地点まで移動です!
標高1.900Mというのは歩かずに上がれる最高地点だとか。
この日の18時は、リフトで上がった先の気温がマイナス6℃だったそうです。
リフトに乗っている間もかなり冷えますので、これから参加される方はくれぐれも防寒対策をしっかりと!
リフトから降りるとホットココアがふるまわれました。
冷えた身体に甘くてあたたかい飲み物がしみますね〜。これで落ち着いて星空を楽しめます。
参加者のみなさんが揃ったところで、星空解説が始まります。
いつもはスターオーシャン八ヶ岳スタッフによるトークライブなのですが、
今回はたまたま宙先案内人の高橋真理子さんがいらしていたのでスペシャル版トークでした!
高橋さんはプラネタリウム解説やプラネタリウム番組制作など、星空の素晴らしさを届けるプロの方。
星空解説もとっても面白くって、寒さも忘れて30分があっと言う間に過ぎてしまいました。
ささやかながら、イベント中に私が撮影した星空です。
画面左にある星のかたまりがおうし座の「すばる」、プレヤデス星団です。
この日は本当に良いコンディションで、肉眼で天の川も観ることができました。
こんなに素晴らしい星空を観れるのは八ヶ岳南麓高原エリアならでは。
冬の空気が澄んでいる時季は特に美しい星空が楽しめます。
星好きのみなさま、「八ヶ岳スターダスト」を目撃しに、どうぞいらしてみてください!
★特別イベントのおしらせ
3/26まで開催中のスターオーシャン八ヶ岳では、
1/23(土) に宙先案内人・高橋真理子さんによる特別イベントが開催されます!
カテゴリー:イベント