ほくとの桜
清春芸術村の桜
芸術の村に咲き泳ぐソメイヨシノの群 |
清春芸術村は廃校になった清春小学校の跡地にあります。
大正14年3月、同校の校舎落成を記念して児童たちによって校庭に植樹された
約30本のソメイヨシノが今も残る桜の名所です。樹齢80年以上の風格ある桜並木が見事です。
芸術村の中央に位置する十六角形の建物「ラ・リューシュ」(仏語で「蜂の巣」の意)と見事な枝振りの桜、そして目の前に迫る甲斐駒ヶ岳の調和が、一幅の絵のように美しく、数多くの方が写生に訪れます。この桜群は昭和41年(1966)5月、山梨県の指定天然記念物に指定されています。
小林秀雄の桜
敷地内に移築された洋画家梅原龍三郎のアトリエの庭には、
文芸評論家小林秀雄が愛した枝垂れ桜が移植されています。
小林は旧清春小の見事な桜を見て、芸術村をつくるよう東京の画廊に薦め、清春芸術村が誕生したと伝えられています。このことを記念し、鎌倉の小林邸から清春に桜が移植されました。
2024年の開花状況: |
葉桜 |
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所在地 | 北杜市長坂町中丸2072 (標高:約740M) |
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桜の種類 | ソメイヨシノ (樹齢:約90年、大正14(1925)年に清春小学校の落成記念に植樹) |
本数 | 約30本 |
昨年の見頃 | 2023年4月 1日頃~ / 2022年4月8日頃~ |
例年の見頃 | 4月上旬~中旬頃(満開期間は数日~1週間程) |
見どころ | 旧清春小学校に植えられたソメイヨシノ約30本が、清春芸術村を囲むように咲き誇り、その背後には甲斐駒ヶ岳が姿を見せます。この風景を写真やキャンパスに描く方が多く訪れます。 |
絶景ポイント | 隣接する北杜市郷土資料館2Fテラスからは芸術村の中央に位置する十六角形の建物ラ・リューシュと桜群が一望できます。※入館料 大人210円/小人100円 詳しくは北杜市郷土資料館(TEL 0551-32-6498)へお問い合わせください。 |
アクセス |
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駐車場 | 駐車場あり:普通車 約30台 大型バス 2台 ※駐車場のみご利用の場合:1,000円(桜の開花状況による) ※美術館ご利用の場合:無料 |
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トイレ | 清春芸術村内にあり | ||||||
関連サイト | 清春芸術村、北杜市郷土資料館 | ||||||
その他 | ※花見宴会は禁じられています。 |
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