ご紹介

茅ケ岳は『日本百名山』の深田久弥終えんの地である。それまではニセ八ケ岳などと呼ばれ、訪れる人も少なかったが、今は深田ファンをはじめ、多くの登山者でにぎわう山となった。 ここでは、韮崎市の深田記念公園から女岩を経て山頂に立ち、金ケ岳を縦走して北杜市の旧明野村ふれあいの里へ下山するコースを紹介する。

地図情報

 
茅ヶ岳 地図
 

コース断面図

茅ヶ岳コース断面図
登山ロ駐車場-(1時間30分)-女岩-(1時間)-茅ケ岳-(1時間10分)- 金ケ岳-(1時間35分)-ふれあいの里 -(1時間15分)-浄居寺バス停

コース案内

JR中央線韮崎駅からは、山梨交通(山交タウンコーチ)穂坂行きバスに乗り終点で下車。昇仙峡へ抜ける県道を登山口駐車場まで約3kmほど歩く。車の場合は中央自動車道韮崎インターで下りて右折、茅ケ岳、昇仙峡方面に進めば登山口駐車場が左にある。

駐車場の西の高台に深田記念公園がある。「百の頂きに百の喜びあり」の記念碑が立ち、毎年4月の第3日曜日に記念登山と碑前祭を行っている。

深田記念公園の手前を右折する。開拓地の廃屋を左右に見ながら、アカマツの交じった広葉樹林帯を過ぎて、カヤトの目立つ広く緩やかな登山道を進む。前山大明神林道を横切り、アカマツ、カラマツ、ヒノキの交じった中を登る。やがて岩が目立つようになり、いつしか道も両側を尾根に挟まれた本格的な登山道に変わる。駐車場から1時間30分ほどで女岩に着く。コースで唯一の水場。大きな岩から水が滴り落ちる。地域の水源でもあるのできれいに使いたい。 登山道は女岩に向かって右方向に付いている。水平気味に少し行き、急な登りになる。ブナやコナラの林の中を登り切ると稜線で、甲斐市(旧敷島町)側への分岐点。左へ尾根道をたどる。5分ほどで深田久弥終えんの地となる。イワカガミが群生し、樹高が低くなればすぐ頂上となる。八ケ岳 から南アルプス、御坂山塊やその後方、一段と高いところに富士山、東には国ケ岳、金峰山など奥秩父の山々の展望が素晴らしい。

金ケ岳は山頂から北へ下り鞍部へ。少し登ると岩門を潜って急な登りになり、左手に「茅一金」の指導標が現れるころ木々の間から鳳風山が見え、左側に槍石がある。 石の上に登ればこのコース随一の展望が開ける。15分ほどで観音峠への分岐になる。少し登ると金ケ岳南峰になり、狭いが石の上に立てば、金ケ岳北峰よりもはるかに展望がよい。北峰は北西から東側まで木が高く、甲斐駒ヶ岳から富士山までしか展望できない。

下山は明野ふれあいの里へ南西方向に下る。最初は尾根が細く岩場もある急斜面である。コナラ、アカマツ、シラカバなど木々は高くなり、展望は悪くなる。このコースは標高が低くなるほど傾斜が緩くなり、下山コースとしては歩きよい。指導標も500メートル間隔に距離表示がある。金ケ岳山頂から1時間20分ほどで前山大明神林道に出る。ふれあいの里へは15分程度である。

歩いてバス停まで行く場合は、東光集落を経て畑作地帯のなだらかな坂道を下る。ふれあいの里から4kmほど下って左右に馬頭観音があるところを左折し、坂を下りきると県道に出る。100メートル先に浄居寺バス停がある。